開場直前の受付スタッフ。期待感に自然と笑顔がこぼれます。
7月末には申込受付を終了させていただく程の反響をいただいていた当シンポジウム。司会の明るい一声からスタートです。
【基調講演】おひとりさまの在宅死を可能にするキーパーソンの役割とは
スピーカー: 上野 千鶴子 氏
社会学者
東京大学名誉教授
NPO法人ウィメンズアクションネットワーク(WAN)
理事長
上野先生の凛々しいお姿、理路整然とわかりやすいお話でした。
開始時にはほぼ満席。参加者の皆さまの熱気に溢れていました。
「老後の満足のための三条件」など是非とも覚えて帰りたいキーワードを沢山いただきました。
上野先生が提示されるパワーポイント資料を食い入るように見つめる皆さま。
データに裏付けされたお話は説得力があります。
おひとりさまの高齢者が、理解ある医師のもとで在宅ひとり死を実現した事例など、興味深いお話を伺いました。
切れ味鋭い指摘とユーモアに溢れ、あっという間に時間が流れました。絶賛の中で先生の講演は終了です。
【パネルディスカッション】たとえ、認知症のおひとりさまでも在宅死は可能ですか?
シンポジスト: 上野 千鶴子 氏
社会学者
東京大学名誉教授
NPO法人ウィメンズアクションネットワーク(WAN)
理事長
ファシリテーター: 野村 恭彦 氏
Slow Innovation株式会社代表取締役
金沢工業大学教授(KIT虎ノ門大学院)
パネラー:
服部 万里子 氏NPO法人 渋谷介護サポートセンター
内田 由美子 氏廣株式会社 和み訪問看護ステーション代表
三国 浩晃 氏NPO法人 人生まるごと支援 理事長
秋月 隼人 氏NPO法人 人生まるごと支援 支援員
一柳 弘子 氏一般財団法人 一柳ウェルビーイングライフ 代表理事
上野先生もシンポジストとして登壇いただいてのパネルディスカッション。上野先生のご意見は、慣習で決めつけている思考を良い意味で壊していただけます。
ケアマネジャー、訪問ナース、キーパーソンや支援員。ディスカッションに挑むパネリストの皆さまです。
それぞれ違うポジションからの意見が交わる有意義なディスカッション。
「おひとりさまでも在宅死は可能なのか?」勇気と覚悟を求められる人生最後のミッションかもしれません。
大きなお題目とその具体的な方法や問題点に、現実を重ねる様子の皆さま。
会場からも質問をいただきつつ、具体的な事例によるディスカッションが続きました。
【一柳ウェルビーイングライフミッション】最期までその人らしくを生ききるを支える 人・場・しくみづくり
一柳 弘子
一般財団法人一柳ウェルビーイングライフ
代表理事
代表理事からこのシンポジウムへと繋がった当財団のミッションについて。そして今後の活動としてキーパーソン講座のお話
【キーパーソン講座基礎編のごあんない】真のキーパーソンの方法論
野村 恭彦 氏
Slow Innovation株式会社代表取締役
金沢工業大学教授(KIT虎ノ門大学院)
キーパーソン講座の内容を具体的にわかりやすくご説明いただきました。
三国 浩晃 氏
NPO法人 人生まるごと支援
理事長
キーパーソン講座の重要性や有用性をハートフルにご説明いただきました。
【終演後】上野先生著書販売とサイン会
上野先生の著書販売会も大盛況でした。
上野先生のサインをいただけるとあって長蛇の列が。
お一人お一人にお声をかけながら丁寧にサインをいただきました。