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後悔しない人生を全うしたい
日々の生活を元気に過ごしていると「どのような最期を迎えたいか」と言われても、イメージがわかないというのが正直な気持ちです。
ただ、40代に入ると身内、友人、知人の最期に直面することが現実となり、人間はいつか最期を迎えるというものを少しばかり受け入れられるようになってきました。
中でも私にとって母の最期は、後悔極まりないものでした。
母は亡くなる6年前から特別介護施設に入り、その間に乳がんを患い、医者から余命半年の宣告をされました。
その折、母の希望である自宅療養に切り替えようと家族で話し合い、自宅をバリアフリーにして、
受け入れ準備を整えていた矢先に、母の容態が急変して亡くなってしまったのです。
リフォーム仕立てのピカピカの部屋に母の遺体が帰ってきたとき、
何とも言葉にならない後悔と虚しさが頭の中をぐるぐる回っていたのを、今でも鮮明に心に残っています。
母の強い希望であった自宅での最期の夢を叶えられず、母は残念な気持ちでいっぱいであったと思います。
一番身近な最愛の家族を亡くしたときから、時間は無限ではなく有限という事を実感しました。
その経験から、親孝行したいときには親はなし、後悔先に立たずというように、
後悔しないよう、何事にもチャレンジし、後悔しない人生を全うしようと思う今日この頃です。

石井 利彦

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