第一部

5歳のウェルカムボーイのおもてなし。
ご来場された皆様への感謝の気持ちを添えて。

大きなクッキーを一枚一枚、お一人お一人に心を込めてお渡しします。
数多くの来場者様にご挨拶できました。

ウェルカムボーイの活躍に会場全体も和みます。

定刻を待たずに満席のご来場者様。 これから始まるシンポジウムへの期待で溢れていました。

当財団のシンポジウムへの思いをのせて、事務局西田からみなさまへのご挨拶。
皆さんから向けられる沢山の笑顔に声のトーンも上がります。
【基調講演】多様性のある居場所 ~賢明なる配慮
スピーカー: 樋野 興夫 氏
順天堂大学 名誉教授
新渡戸稲造記念センター長
一般社団法人「がん哲学外来」名誉理事長
恵泉女学園 理事長

テーマである「ファーストコンタクトチーム」に繋がるお話しをいただきました。

樋野先生の優しく緩やかな語り口での基調講演。

ボリュームに溢れそしてユーモアに富んだ映像資料。樋野先生の言葉一つひとつに沢山のヒントがあります。

来場者の熱気が壇上に向けられています。
【ゲストスピーカー】自宅で幸せな最期を迎えるために~なんちゃって在宅診療にきをつけよう
スピーカー: 山中 光茂 氏
医療法人社団しろひげファミリー
しろひげ在宅診療所 所長

冒頭から山中先生の変化に富んだ経歴に皆様興味津々

山中先生の明るさとやさしさと熱意のこもった講演。

在宅診療のあるべき姿をお伝えくださいました。

医療だけに留まらないご活躍の場は、行政も巻き込んで地域に広がっています。
【質疑応答】・【休憩】

参加者の皆様から寄せられたご質問のポストイット。強い思いが感じられるものばかりです。

休憩中には皆様からのご質問をすべてご紹介。ポストイットを読み上げる西田に注目が集まります。

より具体的、あるいは詳細なご質問にもお二人から丁寧なご回答をいただきました

参加者の皆様から寄せられたご質問のポストイット①

参加者の皆様から寄せられたご質問のポストイット②

第一部の熱気と質疑応答の盛り上がりをクールダウンの休憩タイム。
会場には5歳から95歳のご来場者がお見えになりました。
第ニ部
【パネルディスカッション】あなたにとってのFirst Contact Teamとは・・・
ゲストパネラー: 山中 光茂 氏
医療法人社団しろひげファミリー
しろひげ在宅診療所 所長
パネラー: 岡山 慶子 氏
NPO法人キャンサーリボンズ
副理事長
パネラー: 三国 浩晃 氏
NPO法人 人生まるごと支援
理事長
ファシリテーター: 野村 恭彦 氏
Slow Innovation株式会社代表取締役
金沢工業大学教授(KIT虎ノ門大学院)

「『ファーストコンタクトチームとは?』ではなく『あなたにとってのファーストコンタクトチームとは何ですか?』というお話しをしましょう」ファシリテーター野村氏からテーマについての提案です。

スピーカーの皆様の様々なお立場から活発にご意見が。それぞれの思う「ファーストコンタクトチーム」をボードに掲げ、ポイントをご説明くださいました。

第一部の講演に引き続き、パネラーとしてもご参加くださった山中先生

柔らかくも明朗な語り口の岡山氏の言葉に聞き入りました。

ユーモアを交えた楽しくわかりやすい三国氏のお話。力強い言葉には会場から思わず拍手も。

野村氏の理路整然とした進行でポイントがクリアになっていきます。

三国氏の思うFirst Contact Team:「ケアする人をケアしたい 覚悟を持った人をケアしたい」
「30分間顔の見える距離にいて苦痛にならない存在」

岡山氏の思うFirst Contact Team:「わからないからもっときかせて」常にお互いに聞ける関係、環境。「あなたが必要な時、私はここにいるよ?」

山中先生の思うFirst Contact Team:「幅広い寄り添い」世の中の沢山の情報に惑わされず、その方の価値観に寄り添う。

見守ってくださっていた樋野先生からのお言葉。
「言葉がなくともお互いの顔が見える距離で不愉快にならない人間の訓練」そんなお題目をいただきました。

【IWBLの活動報告・アート・オブ・キーパーソンに関連して①】野村氏(IWBL理事として)
ひとりの人を“社会の一般的な最適”ではなく、“その人においての最適”を考えたい。

【IWBLの活動報告・アート・オブ・キーパーソンに関連して②】野村氏(IWBL理事として)
ファスト(平均的な/大量/効率)の価値観からスロー(ひとりに寄り添う/非効率)へのシフトを考える時。ひとりひとりを大切にする社会を目指し、活動していきたい。
【ご来場者のご紹介】三国氏より

テーマに沿った事例として、来場者様(94歳)のご紹介。
三国氏のサポートのもと日々を楽しまれています。

お身体をケアしながら外泊する様子などのレポートが発表されました。

どこに行くにも物怖じせず、車椅子で積極的に行動されている元気な姿に来場者の皆様から大きな拍手が。
【ご挨拶】
一柳 弘子
一般財団法人一柳ウェルビーイングライフ
理事長

代表一柳より、この度のシンポジウムの経緯と意義をお伝えしました。

この度のシンポジウムにはきっかけとなった支援者のご紹介です。