実施レポート

2024年03月22日 開催 @一柳ウェルビーイングライフ(渋谷区宇田川町)

連続講座第5回 最期までその人らしく生ききるために
人まかせにしないケアプラン 『マイケアプランとは』
島村八重子氏

島村さんのやプロフィールや全国マイケアプラン・ネットワークでの活動などが紹介されました。

普通の主婦だったとお話された島村さん。義父、義母と介護されてきたなかで、「最期までその人らしくいられるために」との思いを持たれたそうです。

多くの方は「ケアプランはケアマネが作るもの」という認識だと思います。参加者の皆さんの驚きと興味で耳を傾けられています。

様々な活動や交流、賛同者との情報交換を積極的に行われています。「地域を耕す活動」という言葉が印象的でした。

「マイケアプランとは、自分らしい暮らしや生き方を自分で考え、暮らしを組みててていくこと」


自ら計画する意味、そうなった経緯や基本的な考え方、そして実行する方法やアドバイスなど実践的なセミナーでした。

ケアプランを自己作成するという意味だけでなく、「誰が作成したかにかかわらず、その人らしいケアプランを実現していく」という思い。

様々な質問や、参加者の実体験のお話。皆さんで情報共有できました。

最後は参加者の皆さんで様々な意見交換も。皆さん和やかに楽しい雰囲気でした。

アンケート結果 抜粋

本日のセミナーでためになったこと

  • 具体的なことがわかった
  • 「周りが介護という行為に一生懸命になってしまう」というのは介護あるあるだと思った。人生の継続の中にケアプランがある。
  • 当たり前のことに気づいた
  • 役に立つ情報がいっぱい有りすぎて、まとめられました。とにかくとてもありがたい会でした。
  • マイケアプランを自分でいざ作成しようと思うと難しく感じたので自分で全部を決めるのではなくて情報提供をしてもらいケアプランを作成するのは良いかなぁと思った。
  • 介護保険の仕組みを事前によく知っておく必要があると思いました。
  • 逃げていないで一つひとつ勉強してゆかないと、と思いました。
  • 母を介護しており、ケアマネまかせにしていた所を、母らしく生きる為の見直しをしていきたい。
  • ケアプランは自分で作れる。ケアマネさんに任せっぱなしにしない
  • 介護が必要になった時にどの様なサービスを受けたいか。考えておくことが大事
  • ケアマネジャーの役割、ケアプランをたてる上で、自分の人生を見つめ直し、自分の人生の延長で考えることの重要性を学びました

なぜこの講座に参加されましたか?

  • 自分の生き方を考えるため。死んでいくのも大変な事だから。
  • 頼れる親族や友人がいない気がする。それほど親しくないのに頼るのは負担になるのではないかと思う。「おひとりさま」のこれからを考えたい。
  • 老後のおひとりに心配。母を看ていて心配(有料老人ホームに入れて、不安が増した)
  • 最後まで自分らしく生をまっとうしたいと思って、この講演に参加しました。
  • 最期までその人らしく生きるためには、自分として何を知っておいたら良いか知りたかったから。
  • 地域のこと、自分の大事な人のこと、自分の将来のことについて学ぶため。

本日の感想

  • 一回から出席してだんだん具体的にどう考えればよいかわかってきたが、ではどうすればよいかはまだわからない。
  • 一般に言われる「介護予防」だと介護状態になると敗北感というのはその通り。生きていれば介護が必至になるのは当たり前と受け止め、そのための準備をすることが大切とはその通りと思った。
  • なかなか人に伝えるのは難しく、自分が理解しなければ伝えられないなぁと思った。
  • 自分で自分自身のマイプランを立てて実行するにはどうしたら良いか、しっかり知識をもつことが大切だと思いました。
  • マイケアプランってとても大切だと思いました。自分を知る事から始めたいです。
  • ありがとうございました。こういう話しを多くの人にしてほしい。知ってもらいたい。地域の人にも知ってもらいたい。
  • ケアプランの作成は無理だと思っていたが、ケアマネジャーの協力を得て作成できることを知った。
  • マイケアプランを知る事で、ケアマネさんの具体的な役割、在宅と施設のケアマネさんの役割を知る事ができると感じました。

2024年3月23日