実施レポート

2023年12月22日 開催 @一柳ウェルビーイングライフ(渋谷区宇田川町)

連続講座第2回 最期までその人らしく生ききるために

介護保険の変遷と課題

服部万里子氏

冒頭に代表理事一柳から服部先生のご紹介。会場の期待も高まりました。

終始優しげでわかりやすい語り口の服部先生。内容は焦点が明確で時には鋭い指摘も。

介護保険の創成期から現在まで第一線でご活躍されています。

国の姿勢と狙い、現場の思いと問題、利用者の現状など、それぞれの視点から介護保険の今が見えてきます。

当初の介護保険と現状、そして近い未来の想定まで、多岐にわたる内容でした。

参加者の皆さんは終始真剣なまなざし。
濃密な時間はあっという間に終了時間に。

熱のこもった質疑応答もあり、名残惜しくも終演となりました。

アンケート結果 抜粋

本日の感想

  • 黒字続きの介保険護制度、余剰金有効活用を声を大にして訴えるにはどうしたらいいのですか。
  • 世の中、諸処変革期と思えるので声を大にするのは今!
  • 国は介護保険料を上げることをしようとしているが歳入、歳出で黒字の部分はどのように考えているのか。
  • 基本的な流れや現状、問題意識等について大変よく理解することができました。
  • 近い将来の日本、高齢者の危機感を感じ焦りを感じました。行動を起こしていこうと思う。
  • 介護保険開始前「民主主義の実験」と言われており高揚感を持ったことを思い出しました。
     結局、我々は実験に失敗したのか悪者がどこかにいるわけでもないと思う。複合的要因、理念と理念のぶつかり合い、明るい一人、一人の望む暮らし実現のためにどういう制度が望ましいのか。
  • 現実に治まっていない国の政策がよくわかりました。自分の生活をどう守っていくか、考えなければならない。
  • 社会的に現状をアピールする事。ACP医療保険と介護保険などの制度、金融などを考えたいです。

2023年12月22日